去就が注目される2人、カワイ・レナード、カーメロ・アンソニー
7月からFA市場が大きく動き、
既に多くの選手たちが新たな所属チームを決めていますが、
まだ決まっていない選手もいます。
アメリカのスポーツ記事サイト「Bleacher Report」では、カワイ・レナード、カーメロ・アンソニーの最近の動向について書かれていました。
◆カワイ・レナード(SAS)
SASとの契約を一年残しているレナード。
SASとしては自チームの契約下なので、
本来であればそこまでパニックになる必要もない。
(ただSASはレナードの見返りを得るためにトレード模索中。)
レナードを狙う他のチームも同様で、
どうせあと一年で完全FAになるのだから、
何も今対価を払ってまでレナード獲得に動く必要もない。
LALはレナードに興味があるチームの一つだが、ウォジャロースキー記者はESPNの「The Woj Pod」の中で、
「現時点において、LALはレナードのトレードでの獲得に急いではいない。」
との情報を明かしてます。
それもそのはず。LALは2019年のオフに大物FAを獲得できるだけのキャップスペースを残しており、
この方法でいけば、
カワイ・レナード
に加えて、
ジョッシュ・ハート
ロンゾ・ボール
ブランドン・イングラム
カイル・クズマ
という若手もそろったロスターを形成することができる。
とにかく差し迫った案件ではないため、秋頃まで先延ばしになるかもしれません。
と書いていたら、
SASがTORとのトレードに合意したとの情報!
TOR獲得…カワイ・レナード、ダニー・グリーン
ここまで書いて無駄になったわ!
にしても、フランチャイズプレーヤーのデローザン手放して、来年LAL(またはLAC)へ移籍濃厚のレナード獲って、
TORはどうすんですかね。。
◆カーメロ・アンソニー(OKC)
メロがOKCを離れるのは確実ですが、問題はどこに行くか。
YahooSportsのShams Charaniaは次のようにツイート。
「カーメロ・アンソニーがOKCを離れた時から、HOUは彼を獲得する有力候補となるだろう。リーグの情報筋からは、彼はMIAも移籍先に考えたとのこと。」
New York Timesのマーク・ステイン記者は次のようにツイート。
「OKCはカーメロ・アンソニーをウェイブ(解雇)しなくてもいいように、ここのところずっと彼のトレード先を探し続けている。どうであれ、メロはOKCを離れ、後は遅いか早いかだけだ。」
HOUの今オフの動きは良かったとは言えない。
今季ローテーションを担っていたフォワード二人(トレバー・アリーザとルーク・バー・ア・ムーテ)を失った。彼らはオフェンスでもそうだが、ディフェンスでの貢献が大きく、オフェンス一辺倒だったHOUを万能型チームにした。
メロがHOUをオフェンスのサードオプションとしてで助けることはできるだろうが、彼はディフェンス力で知られる選手ではない。HOUはディフェンスで苦戦することが予想され、メロがそこに加わることで更に悪化する恐れもある。
ただ忘れてならないのは、メロは今世紀におけるベストスコアラーの一人であるということ。昨季の低調はOKCにうまくフィットしていなかっただけかもしれないし、HOUならうまくいくかもしれない。
とにかく、HOUのオフェンス力が急激落ちるということはないだろう。ただ、ウェストで優勝するためにはメロ獲得だけでは不十分と思われます。
記事の中ではハッサン・ホワイトサイドについても述べられてますが、
どうせMIAに残留しそうなので割愛します。