【2019NBAドラフト】前代未聞の身体能力!最も注目を集める大学一年、ザイオン・ウィリアムソン
アメリカではNBAと同等の盛り上がりを見せる大学バスケ「NCAA」。
そのNCAAで今、NBAの外において最も注目を集めていると言われるフレッシュマン(大学一年生)のバスケットボールプレイヤーが大暴れしています。
その名も「ザイオン・ウィリアムソン」。
名門デューク大学で一年生ながら当然のようにスターターに名を連ね、その高い能力を遺憾無く発揮しています。
ESPNが彼の特集動画を公開しているのでご紹介しします。
◆特長
彼の特長は、なんと言っても身長2m1cm、体重127kgという体格からは到底想像できない規格外の身体能力の高さ。
片脚でも両脚でも長く滞空し、走ればガードのように早い。
アスリートの身体能力のテストをしている「P3スポーツサイエンス」によれば、ザイオンのジャンプ力はDETのアンドレ・ドラモンドを除けばこれまでテストした誰よりも高いとのこと。
(逆にドラモンドが如何にバケモノかがわかりますね。。)
爆発力を使ったドライブの速さ、器用なユーロステップ、体重を活かした力強いゴール下でのフィニッシュや高いリバウンドなど、現代バスケに必要なオールラウンドさを持ち合わせる。
ディフェンス面はまだ改善の余地があるが、ルーズボールへ飛び込んだりチェイスダウンブロックを決めるなどハッスルプレーを厭わない。
かつて「空飛ぶ冷蔵庫」と呼ばれたチャールズ・バークリーが最もタイプの近い選手と言えるだろう。
◆課題点
まずはシュート。これまで1200分の出場時間の中で36本しか3ptを放っておらず、成功率も僅か19%に留まる。
FT成功率も64%と低水準。
NCAAのプレシーズンでは改善されたようにも見えたが、今までの数字からすると長続きするとは思えない。
ディフェンスではスティールやブロックを狙いすぎるあまり、クローズアウトへの意識が不十分なことが多々見られる。
また、スティールへのギャンブルをし過ぎて相手をオープンにしてしまうことも。
あとはリーチの長さ。手を上に伸ばした時の高さは2.65mで、ゴール下で長身センターやフォワードと張り合うには物足りない。
このリーチ・身長が、彼を現時点でのドラフト一位予想から遠ざけている1番の理由かと思われる。
以上がESPNによる紹介でした。
まだ高校を卒業して間もない選手ですから、
課題点は今後どんどん改善されるでしょう。
1on1ディフェンスやチームディフェンスを習得すればスモールラインナップのPFやCを任せるのに適任かと思います。
最後に、ここまでのNCAAでの暴れっぷりを紹介しておきます。
▼NCAAデビュー戦、29得点13リバウンド
▼27得点、16リバウンド、6ブロック
ブロックの高さがエグいですね。。