来夏に完全FAとなるカワイ・レナード、コメントから想像するその去就
自らチームに移籍希望だしてTORの一員となったカワイ・レナード。
ここまでは個人成績もチーム成績も順調そのものですが、
今季は契約最終年のため、来夏は完全FAとなり、また所属先がどこになるかが騒がれるでしょう。
そんなレナードの未来の所属先について、ESPNが記事を書いています。
簡単に和訳した程度なので、分かりづらかったらすみません。
◆レナードとロサンゼルス
レナードはカリフォルニア州南部出身で、周りはレイカーズファンばかりだった。
そんな中でも、レナードは
「自分はまったくそうでなかった。家族はそうだったけど自分はまったく。」
「アレン・アイバーソンが好きだったから、LALは好きじゃなかった。」
※PHI-LALのNBAファイナルでLALが勝ったから?
カワイ・レナードは来夏、完全FAとなる。
◆レナード獲得を狙うLALとLAC、残留を狙うTOR
レナードの獲得を狙うLALは、レナードの決断にそわそわしていることだろう。
LALはここ2シーズントレードマーケットに手を出さず、今夏のポール・ジョージやレナードの獲得のために若手を手放すこともやめた。
そして見事にレブロン・ジェームズという最大のスーパースターを獲得。
しかし、LAL入団のチャンスが十分あったジョージはOKCに残留し獲得失敗。
そして、レナードもジョージと同じ道をたどる可能性がある。
そもそも、リーグの情報筋によると、LALよりLACの方が移籍可能性が高い模様。
どうやらジェームズと組むということよりも、「自分が主導権を持てるチーム」かつ「地元に戻れるから」という考え方らしい。
LALは今夏レナードの獲得を狙ったが、スパーズの要求が高く断念。
一方LACもレナード獲得を絶えず狙っていたが、それを実現できる手札がなかった。
そんな中、TORはオールスターのデマ―・デローザンと若手のヤコブ・ポートルを放出してレナードとダニー・グリーンを獲得。
そして、どうやらそのTORはレナードを来期も残せると考えている模様。
TORが楽観視できる要因の一つは、ポール・ジョージがOKCに残ったこと。
ジョージはLALに行きたがっていた上、OKCはリーグの中でも最も小さいマーケットの一つ。
さらに言えば、OKCはプレーオフは一回戦で敗退した。
それなのに、ジョージは残った。
そしてもっと大きな要因は、TORがレナードに何を提供できるかということ。
◆TORの強み、チーム力と一体感
日曜日の対LAL戦では、まさにそれが示された。
レナードは足の痛みで大事を取って出場しなかった試合だが、
第1Qを42-17でスタートし、若手がチャンスを生かして躍動。
サージ・イバカの34点10リバウンド、カイル・ラウリーの21点6リバウンド15アシストはもはや語る必要なし。
TORは層が厚く、ヘッドコーチ一年目のニック・ナースは色々な組み合わせを試せている。
ラウリーは10試合中8試合で二桁アシストを記録しており、今までで一番心地よくプレーできているように見える。
TORは3週を終えて9勝1敗で、GSWと同率の1位に位置している。
レナードも7試合平均で26.1点、7.6リバウンド、3.4アシスト、2.0スティール。
以前のMVPレベルのパフォーマンスを披露している。
また、TORはホーム開幕戦の選手紹介でレナードを最後にアナウンス。
ファンも盛大なオベーションでレナード迎えた。
またマーケティングという観点からも、北アメリカの大都市への自由なアクセスが可能となれば、
TORに残ることで金銭面でも得られるものが大きい、とレナードに考えさせることができるだろう。
とはいっても、実際どうなるかはわからない。
どれだけ今季のTORがうまくいっても、レナードがトロントに慣れ親しんでも、
彼がLALの地元で育ちながらもそのチームや家族に反して、アイバーソンのファンであったということも忘れてはならない。
*************************************************ここまで
ということで、
記事によれば所属先候補はLAL、LAC、TORに絞られているようです。
まあオフになれば候補はもっと出てくるとは思いますが、
有力な所属先としては考えられるのではないでしょうか。
カリフォルニア出身でLALファンじゃないことなんてあるんですね。。