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2018 NBA No-Defense Teamに選ばれたのは??

私もこの前初めて知ったのですが、theathletic.comにて毎年、その年のNBA No-Defense Team」なるものが発表されていたようで、今年もその発表がありました。

 

theathletic.com

 

まあつまり、最もディフェンスができていなかった選手は誰だ!

を選ぶということですね。

選出の対象は、シーズンを通してある程度出場時間を得られていた選手に限っているとのこと。

 

これまではティム・カワカミ記者が書いていたようですが、今年からはネイト・ダンカン記者が書いているとのこと。

肩書を調べてみたらこの人、podcastの司会と、「NBAサラリーエキスパート」と書かれていました。

なんですかねサラリーエキスパートって。

まあ契約とかに精通している人ってことなんですかね。

 

それはさておき本題。

さあ今年は誰が選ばれたのでしょうー!

 

※ディフェンシブRPMという言葉が出てきます。これはディフェンス面でのチームへの貢献度を表す数値です。

 

2nd Team:

ラジョン・ロンド Rajon Rondo

手が長くディフェンス上手いイメージがありましたが、2ndチームに選出。ADとホリデーはロンドとプレーするとディフェンスレートが5点を下がるそう。

 

ルー・ウィリアムズ Lou Williams

全SGの中でディフェンシブRPMは下から3番目。ポストアップ、ピック&ロールにも対応できていなかった。PORのモー・ハークレスは彼から10-0のランを記録したことも。先発ではないが十分なプレー時間を与えられていたので選出。

 

 

レブロン・ジェームズ(レギュラーシーズン) Regular Season Lebron James

単純にディフェンスに力を入れていなかったように見えた。審判の判定に怒ったり、味方のシュートセレクションに不満を覚えるとディフェンスの戻りが極端に遅くなって失点、という場面があまりに多かった。もちろん、プレーオフのような守備を見せていたら選出はなかった。

 

マーキース・クリス Marquese Chriss

ディフェンシブRPM自体は41位と数値上はそこまで悪くないが、ディフェンスのインテリジェンスレベル、ディフェンスに戻らない、アイソレーション苦手などマイナス印象が多い。デビン・ブッカーと共にPHXディフェンス崩壊の一因。

 

ダーク・ノビツキー Dirk Nowitzki

将来の殿堂入り確実のノビツキーだが、ディフェンスではもはや足がついて行っていない。ディフェンスリバウンドはそこそこ取るが、アイソレーションや試合終盤の重要な局面では起用されないことも。

 

 

1st Team:

デニス・スミス Dennis Smith

オンボール・オフボール共に相手を見失うことが多々あり。高い身体能力を持ち合わせているが、それを使ったリカバリーやブロックなどはあまり見られず。まだ1年目なので来年以降の成長に期待。

 

デビン・ブッカー Devin Booker

オンボールのディフェンスはまだかろうじて評価できるが、オフボールの動きがひどく、ヘルプディフェンスはほとんどしていなかった。近年のPHXのディフェンスが壊滅的だった一因。

 

 

ボーヤン・ボグダノビッチ Bojan Bogdanovic

年々の改善は見られるが、全ポジションの中でもアスレチックな選手が多いSFというポジションで、彼の身体能力では対応が難しいと思われる。MINのウィギンズのディフェンスバックアップにバトラーがいるように、ボグダノビッチのディフェンスにおける責任を分散できればINDの守備もよくなるのでは。

 

カーメロ・アンソニー Carmelo Anthony

チームのディフェンス自体はPGやアダムスのカバーもあって悪くはなかった。ただカーメロのディフェンスは悪く、そもそもスイッチディフェンスはしない、リム周辺で守れない、ブロックも逃げるようにスワイプしてみるだけ。唯一守れるのはポストアップくらいか。

 

エネス・カンター Enes Kanter

OKC時代から良くなかったディフェンスだが、NYKに来て出場時間が増えたことによりさらに顕著に。ポルジンギスが怪我で欠場したことで尻拭いもしてもらえなくなってしまった。ディフェンシブRPMでは80人中73位で、一応最下位ではない。

 

 

No-Defense Player of the Year:

カーメロ・アンソニー Carmelo Anthony

 

 

ということで、大賞はカーメロ・アンソニーでした。

もともとディフェンスで評価されてる選手じゃないですからね。

まあ、オールラウンドプレイヤーが重宝される現代NBAでは厳しいことに変わりないですが。。

 

来季復活してくれー!!

 

 

【絵】現在のマイク・ビビー

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