引退を決断したジノビリ、そして一時代を終えたSAS
今後の去就が注目されていたSASのマヌ・ジノビリがついに引退を決断しました。
Today, with a wide range of feelings, I'm announcing my retirement from basketball. IMMENSE GRATITUDE to everyone (family, friends, teammates, coaches, staff, fans) involved in my life in the last 23 years. It's been a fabulous journey. Way beyond my wildest dreams. pic.twitter.com/3MLCUtmd6K
— Manu Ginobili (@manuginobili) 2018年8月27日
2016年に引退したティム・ダンカン。
今オフにCHAに移籍したトニー・パーカー。
そして23年のプロ生活、16年のNBAキャリアに終止符を打ったジノビリ。
このトリオでのレギュラーシーズン575勝は歴代最多。
(次点はケビン・マクヘイル、ロバート・パリッシュ、ラリー・バードのBOSトリオで540勝)
ハイライト動画がアップされていたのでご紹介。
◆トリオとポポビッチHC
SASはポポビッチHCのもとで本当に家族のような関係性を築いているのが伝わってきます。
何とも良い選手を集めたフロントの手腕でもありますね。
◆ジノビリの変態アシスト集
ジノビリのパスで凄いのは、まずその意外性。
動画で観ても「今何したのコイツ」と何度も見返すこともしばしば。
あともう一つ、パスした先が完全にフリーになっていることだと思います。
良いアシストに見えても、派手に見せてるだけで結局ディフェンスと競ってるじゃんっていうことが多々あるので、
その点ジノビリのパスは素晴らしいと思います。
2000年代から2010年代中盤までという長期間に渡って
NBAを代表するトリオだったダンカン・パーカー・ジノビリがチームを去り、
昨今の移籍活発化の煽りを受けて
生え抜き選手がいなくなってしまったSASですが、
名将グレッグ・ポポビッチは健在。
新たな戦力と共に常勝軍団を再構築してほしいところです。
ポポビッチHCが辞めたらそれこそ時代の終焉ですかね。。
【絵】休憩中。