GSW2連覇!!デュラント2年連続ファイナルMVP!!裏側等いろいろまとめ
GSW三連勝で迎えたGame4。
昨年同様CLEがホームで一勝はもぎ取るかと思いきや、後半に盤石の試合運びを見せたGSWが点差を広げ、2年連続となるファイナル優勝を果たしました!
散々観ているとは思いますが、観ていない方用にハイライトを。
GSWはこのシリーズ負け無しの4連勝で、スウィープでの優勝達成。
これは2007年のファイナル以来。
当時は若かりし頃のレブロン要するCLEが強豪SASと対戦し、試合巧者のSASがレブロンを徹底的に封じ込めてCLEをスウィープして優勝しています。
レブロンは、時を経てまたしてもファイナルでスウィープされてシーズンを終えることとなりました。
(チームの完成度に問題があったのが共通点ですかね。)
試合内容についてはハイライトでだいたいわかるかと思いますので、それ以外の面白かったところを紹介。
◆レブロンはGame1後、右手を負傷した状態でプレーし続けていた
どうやらレブロンはGame1終了後にロッカールーム(?)にある黒板を強く叩いたことで右手を痛めてしまい、その後は痛みを抱えたままプレーしていたようです。
何故負傷したかについてレブロンは、
「アウェイでの試合の重要さ」
「審判の判定」
など、考えていたら感情が爆発してしまったとのこと。口にはしていなくてもJRスミスやルーHCにも思うところはあったでしょう。
Game2以降、右手の影響もあってかレブロンの10フィート以上の距離のシュートは19本中5本のみ成功に終わっており、Game1の敗戦は一勝以上の重みがあったと言えそうです。。
◆デュラントがFMVPを受賞したことに対する反応
カリーがこのシリーズで活躍し、遂にFMVP受賞かと思われた今回のファイナルでしたが、結果的にはデュラントがFMVP受賞。この点について質問しようとしたインタビュアーに対してデュラントは、
「そんなのは関係ない。」
「チーム内でそんなことを気にする奴は1人もいない。そういう環境に居られることはとても素晴らしいこと。」
「チームの優勝こそ、NBA選手が求めること。」
と、無駄な質問を遮るようにして回答。
デュラントが移籍した理由も含まれている感じがしました。
カリーもこれについて反応。
「プレーできることに感謝しながら、自分の出し切れる全てを出した。」
「ケビン(・デュラント)がこの2年間、特にファイナルで見せた活躍は素晴らしく、自分もそのファンの1人。」
「一番の感謝は、チーム全員がするべきことをして優勝できたこと。」
個人の記録よりチームの勝利を願っていることが良くわかりますね。
ちなみに、ファイナルのそれぞれのスタッツは下記の通り。
デュラント:28.8点、10.8REB、7.5AST、0.8STL、2.3BLK、FGR%、+86
カリー:27.5点、6.0REB、6.8AST、1.5STL、0.8BLK、FG@%、+47
いやー、数字だけみりゃデュラントですけど、個人的にはカリーで良かったんでないかなーと思います。
Game3以外を引っ張ったのはカリーだったし。
最後に。
◆試合時間残り4分、レブロンがベンチに下がる
102対77と大差がついた終盤でレブロンがベンチに下がる場面。
GSWのメンバーとグータッチをして相手の勝利を讃える姿がありました。
こういう場面はスポーツにとても大事だと個人的には思います。
試合終了後は真っ先にロッカールームに帰ったレブロンですが、グータッチで先に済ましたんならお咎めなしでしょう。
まぁそれはいいとして、
FAとなるレブロン、もしかしたらこれがCLEの選手として最後の瞬間だったかもしれません。
それを込みで観ていると、感慨深いというか、(目標だったCLEでの優勝もしたし)とりあえずお疲れ様というか、色々な感情が込み上げてきました。
レブロンには、来期は是非、チーム環境に恵まれた状態で開幕を迎えてほしいと思います。
移籍先としてレイカーズとか囁かれてますが、レブロンにはイーストに残ってもらわないと、「西高東低」がより顕著になっちゃうのでやめてほしい。
実現してしまったら、イーストは下部リーグみたくなってしまうんでは。。