NBAファイナル記録となる9本のスリーを決めたカリー、各選手やコーチらの反応は??
2018 NBAファイナル CLE対GSWは試合を通して一度もリードを許さなかった王者GSWがホームで貫録の勝利。
この試合の中で最も輝きを放ったのは、レブロンでもKDでもなく、
エースながらこれまで一度もファイナルMVPを受賞していないカリーでした。
この試合、カリーは自身のシンボルとも言える3ptが冴えに冴え、
NBAファイナル記録となる3pt9本成功(17本試投)を達成!
※これまでは2010年にBOS時代のレイ・アレンが記録した8本(11本試投)が最多
これに対して、それぞれのチームの選手やコーチが反応しています。
Cavaliers and Warriors react to Steph Curry's 9 3-pointers in Game 2 of 2018 NBA Finals | ESPN
カーHC
「(カリー以外には決められっこないシュートを決めた時に相手に与える失望感はどのようなものかと問われて)ステフと対戦する立場になったことがないからわからない。」
「彼(カリー)のああいうサーカスショットが入ると皆が盛り上がって楽しい。」
ドレイモンド
「(上記と同様の質問に対し)シュートを決められた時の相手の顔を見ればわかる。」
クレイ
「(ラブの上から決めた3ptについて)ショットクロックが残り7秒で、なんでか知らないけど後ろに下がりだして(笑)、上に放り投げた。まさか入るとは思わなかったけど。」
「あのシュートが最高だった。ネットだけに触れる綺麗なシュートで、見ていて気持ちよかった。」
ルーHC
「ピックアンドロールだろうと、いいディフェンスをしようと、彼からリングが見えてシュートが放たれれば、苦も無く決めてしまう。」
ラブ
「彼がどこにいようと、特にハーフコートより近い距離であれば、彼にはいつでもシュートを決められるチャンスがある。」
「彼があのようにシュートを決めることに驚きや落胆はない。」
「決められたら自分たちのエンドでやり返すだけ。」
といった感じで、敵も味方もカリーのおよそ理解不能なシュート力に敬意を表している様子。
試合終了後に現在はコメンテーターをしている元NBA選手三人がそれぞれコメント。
Chauncey Billups and Paul Pierce in awe over Steph Curry's Game 2 performance | NBA Countdown | ESPN
ジェイレン・ローズ
「カリーに対して、CLEはオフェンスで十分な火力がなかった。JRは存在感がなく、ヒルには限界を感じた。」
「ラブやナンスJr.、誰の上からでも3ptを決めていた。」
「カリーが決めた3ptの内いくつかは頭おかしいって。」
「このままいってGSWが優勝すればカリーがファイナルMVPだろう。」
チャンシー・ビラップス
「(ピアースの言うように)このままいけばファイナルMVPはカリー。」
「(ローズの言うように)カリーはディフェンスが誰であろうと3ptを決めていた。」
ちなみに、この動画の後半では、それぞれがKDについて語ってます。
要約すると、
・GSWでは必ずしも「チームのファーストオプションでなくてはならない」わけではない。それがKDをさらに良くしている。
・Game1とは違い、ドレイモンドがレブロンのディフェンスを引き受けたことでプレッシャーが減ったことも調子を良くした一因か。
・Game2ではボールをもらう位置がよかった。3ptラインより外からのアイソレーションではなく、ミッドレンジでもらい、ポストプレイやカットインからのパスなど、とても効果的だった。
というようなことを言っています。
まあ、何よりもこの三人が楽しそうに解説してるのが見ていて楽しかったです。
【絵】筋肉。