ウェストブルックの年間トリプルダブルの価値とは
OKCからデュラントがいなくなった2016-17シーズン、
チームは完全にウェストブルック中心で動くようになりました。
コート上で縦横無尽に駆け回り、
シーズンを通して全力でプレーをし続け、
遂にはレジェンド、オスカー・ロバートソンのみが記録した年間トリプルダブルを達成しました。
一方でチームの勝ち星は伸び悩み、シーズン順位は7位。
プレイオフでも HOUに1勝4敗で完敗。
そして今シーズン。
OKCはウェストブルックをサポートしていたオラディポ、サボニス、カンター、マクダーモットらを放出し、
INDのエース、ポール・ジョージ
NYKのエース、カーメロ・アンソニー
というスター2人を獲得!
開幕前は、まぁー期待したもんです。
ところが3人の連携はなかなか上手くいかず、結局昨シーズンと同じ形を取ることにしたOKC。
ウェストブルックがほぼ全てをコントロール。
ジョージはスポットシューター。(ディフェンスは素晴らしかった)
カーメロは1on1やりまくってた所を少し軽減させたキャッチアンドシュート。
点取り屋が増えたことでウェストブルックの平均得点こそ下がったものの、
リバウンドとアシストは維持し、まさかの2年連続の年間トリプルダブル。
シーズン順位は4位とまずまず効果が出たようにも見れますが、プレイオフ圏外となった9位のDENとは僅か2ゲーム差。
そして2位のGSWとは10ゲーム差。。
そしてそして、プレイオフ一回戦では新人ミッチェルが引っ張るUTA相手に2勝4敗。。
こちらもまたしても2年連続となる一回戦敗退となってしまいました。。
ウェストブルックのスタッツは素晴らしく、
特に苦手の3ptの乱発が無くなったシーズン中盤以降はFG%も上がり、
レブロンやハーデンのようなアンストッパブルな雰囲気がありました。
一方で、リバウンドは多くとも、ボックスアウトや相手3ptへのコンテスト(シュートへ圧力をかけに行く)の回数が少なく、スタッツ稼ぎ目的との声がウェストブルック批判側のコメンテーター達から聞かれました。
というか、
2年連続で年間トリプルダブル達成したのに、今年はMVPの最終候補にすら入らないのは、色々表してると思うんですがね。
コメンテーター達の声をいくつか紹介。
コリン「ウェストブルックはスタッツ稼ぎをしている」
この人はずっとウェストブルック批判し続けてますね。
特にシーズン最後の試合。年間トリプルダブルにあと16リバウンド必要だった中で、キャリアハイとなる20リバウンドを記録したことで、こいつ個人記録しか考えてねぇな、みたいなことを言って呆れてます。
またコリンがワーワー言ってますが、対するクリス・ブラウザード(?)や女性(?)はそれに反論し、トリプルダブルがどれほど凄いかとか、ウェストブルックがよく言われるFG%などの弱点はたいしたことない、などと言ってます。
確かに、OKCはウェストブルックがトリプルダブルを達成した試合で勝率がいいようです。
ジェイレン・ローズとバイロン・スコット「ウェストブルックはキング・オブ・トリプルダブルにはなれない」
まぁ、「Big O」ことオスカー・ロバーソンは、トリプルダブルの概念がない時代に「あれ、達成してた」っていうバケモノですからねw
ウェストブルックは何かとニュースの的になりやすい人なので、
これからも取り上げたいです。
個人的には、エゴが強いのはいいんだけど、
メロと合うわけなくないか。